都心のオアシス!東京の「愛宕神社」で縁結び祈願

東京

縁結びのために遠方の神社まで足を運ぶ方も多い中、にぎやかな都心でも「縁結び」のご利益が期待できるスポットが人気を集めています。

今回の記事では、都心のど真ん中、東京都港区にある「愛宕神社」をご紹介します。

愛宕神社は、占いで有名な芸能人にもイチ押しされているパワースポットであり、

最近では、”恋愛・結婚・縁結びの神様”としても人気です。

自然豊かなオアシスに多くの人が足を運ぶ愛宕神社をご紹介します。

東京23区で一番高い山にある「愛宕神社」

愛宕神社は、超高層タワーが並ぶ「虎ノ門ヒルズ」の目の前に位置しています。

標高は26メートル、東京23区内の自然の地形としては一番高い山「愛宕山」の山頂にある神社です。

「愛宕」と名前がつく神社は全国に900~1000あると言われ、43の都道府県におまつりされています。全国の9割を超える地域で広く信仰されている愛宕の神様をご紹介します。

ご祭神 

火産霊命(ほむすびのみこと)〈火の神〉

 伊邪那岐(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)の間に最後に生まれた神様です。

罔象女命(みずはのめのみこと)〈水の神〉

大山祇命(おおやまづみのみこと)〈山の神〉

伊邪那岐と伊邪那美から生まれた神様です。

日本武尊(やまとたけるのみこと)〈武徳の神〉

 第12代景行天皇の御子として生まれ、国を平定するために活躍した伝説的英雄です。その武運にあやかろうと各地の神社にまつられています。

ご由緒

愛宕神社の創建を命じたのは、江戸幕府・初代将軍の徳川家康公です。

江戸の街を火災や天災から守るため1603年に創建されました。

幕府から長年にわたり手厚く保護されるとともに、参勤交代で参拝した各地の武士たちが「火伏の神」のご利益を地元に持ち帰ったことから全国に広がったとされています。

愛宕神社の社殿は、大正12年関東大震災、昭和20年東京大空襲で焼失しましたが、昭和33年9月に再建されました。

愛宕神社が歴史上重要な舞台になったこともあります。

江戸末期、江戸城の明け渡しを求めた西郷隆盛と幕府の重臣・勝海舟が愛宕神社で会談し、江戸城の無血開城を決めたとの逸話も残っています。

当時、愛宕山の山頂からは江戸の街が一望できました。江戸の街を見下ろした2人は「戦火で焼失させるのはしのびない」と話し合い平和的解決へと導きました。

現在、東京にある愛宕神社は、京都の「愛宕神社」、福岡の「鷲尾愛宕神社」と並んで「日本三大愛宕」と呼ばれています。

ご利益

火産霊命が火の神様であることから、火にまつわるご利益、また火伏の神として防火や防災のご利益があります。

その他にも、商売繁盛や縁結び、金運、招福なども期待できるとされています。

男坂を登り切って出世・仕事運アップ

愛宕神社の大鳥居の前に立つと見えるのが急な階段です。

段数86段、傾斜40度もあるこの階段は「男坂」と呼ばれ、別名「出世の石段」とも呼ばれています。それにはこのような逸話がありました。

遡ること江戸時代の初め、三代将軍・徳川家光公が徳川家の菩提寺・増上寺にお参りする途中、愛宕神社に咲いている満開の梅の花に目をとめました。

家光公は家臣に「梅の枝を馬に乗って取ってくるように」と命じます。

しかし、歩いて登ることもためらうような急こう配の階段を馬で登りきれるものはなかなかいません。

皆が躊躇する中、四国丸亀藩の家臣で曲垣平九郎(まがき・へいくろう)という馬術の達人が名乗り出ます。平九郎は馬をあやつり山上の枝を手折り、帰りもまた馬に乗ったまま降りきり、家光公に満開の梅を献上しました。

家光公は大変喜ばれ「泰平の世にあっても馬術の鍛錬を怠らないとはあっぱれである」と讃え「日本一の馬術の名人」の称号を授けました。曲垣平九郎の名前は、一夜にして全国にとどろいたのでした。

これにより男坂は「出世の石段」と呼ばれるようになりました。

平九郎の立身出世物語は講談「出世の石段」にも語り継がれています。

こうして「男坂を最後まで登りきると破格の出世を遂げることができる」と言われるようになりました。

出世や商売だけじゃない「愛宕神社」にある縁結びスポット

愛宕神社は商売繁盛や出世運向上など仕事に関する開運で有名ですが、近年では縁結びスポットとしても人気を集めています。

「火の神様」のご利益で厄払い

主祭神の火産霊命は火の神様であることから「悪い縁を焼き、良いご縁にめぐり合わせてくれる」ご利益があるとされています。

厄を払い、良縁に巡り合えるようにと足を運ぶ人が絶えません。

縁結びの神様を祀る「大黒天社」

縁結びの神といえば大国主命(おおくにぬしのみこと)が有名です。

社殿横にある「大黒天社」には大国主命とその御子・事代主神(ことしろぬしのかみ)がおまつりされています。七福神ではそれぞれ大黒様、比寿様にあたります。大黒様、恵比寿様が並んでいらっしゃる「大黒天社」は、良縁に巡りあいたい方には外せないスポットです。

女坂を下って女子力アップ

大鳥居をくぐって正面向かって右側に見えるゆるやかな階段は「女坂」です。

1度登り切った坂を帰りにまた下ると運を逃すとされ、男坂を登った後は女坂を下ることによって運を逃さないと言われています。

同時に、女坂を下ると女性らしさが増し良縁と巡り合えるそうです。

福を身につける招き石

 階段を上がり丹塗りの門をくぐった先、社殿の前にあるのが「招き石」です。

不思議な形をしたこの石をなでると福を招くと言われています。

「千日詣り」で千日分の御利益をいただこう

毎年6月23日〜24日両日に社殿前にしつらえられた茅の輪(ちのわ)をくぐってお参りすると千日分のご利益があるとされています。

決められた「唱え詞(となえことば)」を唱えながら大きな茅の輪を八の字に3回くぐると、無病息災・延命長寿のご利益を授かることができます。

また、6月24日には「中祭式・夏越しの祓(なごしのはらえ)」が執り行われます。

自分の厄を移した形代(ひとがた)を神社に収め、半年間の厄を祓い清める儀式です。

愛宕神社で人気のお守り・御朱印をご紹介!

愛宕神社のご利益は多様であることからお守りもさまざまな種類があります。

金箔御守

出世の石段が描かれた金箔御守は、仕事運、勝負運上昇がある大人気のお守りです。

祓い鈴

毎日3度振ることで災いを防ぐ祓い鈴。白い陶器製の可愛らしいお守りです。

縁結び

火の神様に悪い縁を切り浄化していただいた後、良いご縁に巡り合えるようにと縁結びのお守りを求められる方が後を絶ちません。

羽子板絵馬

「悪い縁をはねのける」と言われる羽子板は、女の子に贈る縁起物とされています。

愛宕神社は羽子板市発祥の地と言われ、羽子板をかたどった絵馬も人気です。

愛宕神社へのアクセス・基本情報

愛宕神社へのアクセスや基本情報をまとめてご紹介します。

 所在地・連絡先・営業時間

 〒105-0002 東京都港区愛宕1-5-3

    TEL:03-3431-0327/FAX:03-3431-0341

  社務所受付時間 午前9時~午後4時

 電車を利用する場合

東京メトロ日比谷線「神谷町駅」より徒歩5分

東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」より徒歩5分

JR「新橋駅」より徒歩20分

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まとめ:|東京の強力パワースポット「愛宕神社」にお参りして恋愛・結婚を引き寄せよう

今回は、東京の中心にあり数々の歴史の舞台にもなった愛宕神社をご紹介しました。

元は仕事や防火に関するご利益で有名でしたが、最近では良い縁に巡り合いたいという女性たちからも厚い信仰を集めています。

開運や恋愛・結婚にまつわる強力なパワースポットとしても注目されている愛宕神社。

交通の便が良い都会にありながら緑に囲まれた境内に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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