神社だけじゃない!東京の「目黒不動尊」で恋愛・結婚の良縁を引き寄せよう

東京

縁結び神社は数多くありますが、江戸の街を護る寺院・目黒不動尊にも良縁成就のご利益があり、恋愛・結婚の願いを叶えようと足を運ぶ人が絶えません。

今回の記事では、「お不動さん」と親しまれ「目黒」の語源にもなったと言われる目黒不動尊をご紹介します。

自然豊かで広大な敷地は行楽地としても知られ、訪れたら絶対に参拝したいスポットばかり。

ぜひ最後まで読んでいただき、お参りの際の参考になさってください。

目黒の強力パワースポット「目黒不動尊」

目黒不動尊の正式名称は、「泰叡山護國院 瀧泉寺(たいえいさんごこくいん りゅうせんじ)」と言います。

開創は大同3(西暦808)年、慈覚大師・円仁によって開かれました。境内からは、日本最古の土版が発掘され、この一帯が古くから霊域として崇められていたことが分かっています。

ご本尊

目黒不動尊におまつりされているのは、不動明王です。大日如来の化身とも言われる不動明王は人の煩悩を焼き尽くし、人々を仏道に導き救ってくださいます。

ご尊像は、本堂に安置され普段は目にすることはできませんが、12年に一度酉年に特別に開扉されます。

ご由緒

平安時代に開かれた目黒不動尊は広く信仰を集め、江戸時代には三代将軍・徳川家光公も帰依し、堂塔伽藍(どうとうがらん)の造営を命じられました。50棟あまりの壮麗な大伽藍は「目黒御殿」とも呼ばれる立派なものでした。

また、この地は江戸の街の南西・裏鬼門にあたることから、要となる方角を護る目黒不動尊は幕府の手厚い保護を受けるようになりました。

庶民の信仰も厚かったことから門前町も発達し、境内では現在の宝くじに当たる「富くじ」が行われていました。

陰陽五行説にちなんで名づけられた五色不動(目黒、目白、目赤、目黄、目青)の1つであり、熊本の「木原不動尊」、千葉の「成田不動尊」等と共に日本三大不動尊の1つとしても知られています。

ご利益

不動明王は、煩悩や執着、因縁といった人の苦しみを焼き尽くされます。

不動明王のお力により苦しみや悩みがなくなりご利益を強く頂戴でき、厄除開運、健康長寿、商売繁昌、学業成就などすべてが良い方向に進むと言われています。

偉人たちとの関わり

樹々に囲まれた静かな墓地には、江戸時代中期にさつまいも栽培を普及させ人々を飢饉から救った学者・青木昆陽(あおきこんよう)の墓があります。

江戸時代末期には、西郷隆盛が、主君・島津斉彬の病気平癒を祈って水垢離(みずごり・裸で冷たい水を浴びる修行)を行いました。

他にも、江戸時代の偉人・二宮尊徳(金次郎)、連合艦隊司令官・東郷平八郎らも参詣し祈りを捧げました。

ここはおさえたい「目黒不動尊」にあるご利益スポット

江戸を護る「結界」の役割を持つ目黒不動尊の敷地は広く、見どころがたくさんあります。その中でもここは外せない、というスポットをピックアップしてご紹介します。

「独鈷の滝(とっこのたき)」

目黒不動尊を開いた慈覚大師・円仁が本堂建立の敷地を定める際に、所持していた仏具「独鈷(とっこ)」を投げたところ、滝泉が湧き出したとの逸話が残っています。

「独鈷の滝」と名づけられた流水は、干ばつの際にも涸れることなくこんこんと湧き出し、水垢離(ごり)修行の場としても知られています。

「水かけ不動」

滝の傍らには、「水かけ不動」がいらっしゃいます。

本来、神仏に祈願する際には水垢離を行い身と心を清めて行います。

水かけ不動に水をかけると参拝者は水行をしたことになり、清らかな心と身で不動明王にお参りできるため、より強い諸願成就の縁が結ばれるそうです。

最古の狛犬

目黒不動尊を訪れるとたくさんの種類の狛犬がお迎えしてくれます。

仁王門前でお迎えしてくれる狛犬は平成、仁王門裏にいる石膏型の狛犬は昭和に奉納されました。

石坂を登り切った大本堂を護るのは江戸時代に建立された都内最古の狛犬です。他にも子犬連れの狛犬や和犬型の狛犬もいて、境内各所を護っています。

恵比寿神

仁王門の左手「三福堂」という小さなお堂の中には恵比寿神がおまつりされています。五穀豊穣、商売繁盛のご利益がある恵比寿さまが参拝者をにこやかに迎えてくれます。

「愛染明王」に参拝し縁結びを祈願

頭に獅子冠をかぶり、髪を逆立て忿怒(ふんぬ)の形相をしておられる愛染明王のご利益や参拝についてご紹介します。

縁結びのご利益を持つ「愛染明王」

大本堂から向かって左奥におまつりされているのが「愛染明王(あいぜんみょうおう)」です。結婚、出産、家庭円満など女性が望む願いをつかさどっていらっしゃいます。また縁結びのご利益をいただける明王様です。

愛染明王への参拝の仕方を予習しよう

愛染明王には良縁成就につながるお参りの仕方が定められています。ここで少し予習しておきましょう。

1.絵馬をお預かりします

2.愛染明王の像の前で絵馬を両手に挟み合掌します

3.男性は右側から反時計回り、女性は左側から時計回りに回ります

4.愛染明王の前に戻ったら一礼し、絵馬を絵馬かけに奉納します

愛染明王の周辺にはハート型の絵馬がたくさんかけられています。

心を静めてお参りして愛染明王に願いを届けましょう。

護摩焚きで祈願成就

関東最古の不動霊場である目黒不動尊では、毎日、護摩焚きが行われています。

護摩とは、サンスクリット語の「ホーマ」から転じた言葉で「供物」の意味です。

名前、年齢、願い事を書いた「護摩木」を火にくべて祈りを捧げ清らかな心になり、除災招福、開運厄除の成就をお願いする密教の秘法なのです。

目黒不動尊で人気のお守り・御朱印をご紹介!

目黒不動尊で人気のお守りをご紹介します。

不動剣(厄除け)

一番人気は、厄除けのお守りです。

不動明王には厄除けや厄払いのご利益があります。厄除けお守りを持つことで災いを避け、護っていただけます。

身代わり剣先守り

不動明王は右手に剣を持ち、人々の煩悩を断ち切るとされています。

そのため、目黒不動尊には剣を模したお守りがたくさんあります。身代わり剣先守りも剣の形をしており、厄や災難などから身代わりになってくれるお守りです。

縁結び守

愛染明王のお姿が描かれた縁結びお守りもあります。

御朱印

境内では、不動明王、恵比寿神、聖観世音の3種類の御朱印をいただけます。

現在は、書置きの朱印紙を頂くようになっていて、御朱印帳への書き入れは行なわれていません。受付時間は10時~16時半です。

目黒不動尊へのアクセス・基本情報

所在地・連絡先・受付時間

住所:〒153-0064 東京都目黒区下目黒3-20-26

電話番号: 03-3712-7549

受付時間: 9時~17時 

 電車を利用する場合:

・東急目黒線「不動前」徒歩15分

・JR山手線、東京メトロ 南北線、都営地下鉄 三田線、東急目黒線「目黒」より徒歩20分

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まとめ:|霊験あらたかな「目黒不動尊」にお参りして良縁成就

開基1200年を迎え、人々の厚い信仰を集める目黒不動尊では、厄を払い良縁を結ぶ祈願をさせていただけます。

縁結びのために絶対に参拝したい愛染明王へのお参りの仕方やご利益のあるお守りについてもご紹介しましたので参考にしてみてください。

見所が多い目黒不動尊を訪れる際は、時間に余裕をもって参拝するのがおすすめです。 自然豊かな境内を散策し、心を癒されながら良縁結びを祈願しましょう。

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