日本一の縁結び!京都の「出雲大神宮」でご祈願

京都

「良いご縁に巡り合いたい」と神社巡りをされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

神社巡りには外せない京都の街、その京都に「日本一の縁結び」と名高い「出雲大神宮」があります。

今回の記事では、強力なパワースポットとして著名人も足を運ぶ出雲大神宮をご紹介します。

京都・亀岡にある「出雲大神宮」

出雲といえば島根県出雲市が有名ですが、出雲大神宮は京都府亀岡市にあります。

亀岡市はきれいな水と豊かな自然に恵まれた街で、保津川下りやトロッコ列車で有名です。周辺は「丹波国」と呼ばれ長い歴史を持っています。

 ご祭神は日本をつくった「国づくりの神」

出雲大神宮のご祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)と三穂津姫命(みほつひめのみこと)です。

大国主命は、国造神(くにつくりのかみ)であり、「縁結びの神様」としても知られています。

三穂津姫命は、高天原に降り立った皇産霊尊(タカミムスビノミコト)の娘であり、大国主命が天照大御神(あまてらすおおみかみ)の子孫に国をお譲りした際に妻になった后神です。

由緒正しい「丹波国一ノ宮」

出雲大神宮の歴史は古く、創建は和銅2年(709年)10月とされています。

鎌倉時代には「正一位」の位が授けられ「丹波国一宮(丹波の国で一番格式の高い神社)」として1300年もの間人々の厚い信仰を集めてきました。

 縁結びだけではない三大御神徳

出雲大神宮は縁結び神社として有名ですが、そもそも、縁結びとは男女の仲だけをさすものではありません。

”だいこくさまといえば、何といっても縁結びの神様として名高い。これは単に男女の仲を結ぶことだけでなく、人聞が立派に成長するように、社会が明るく楽しいものであるようにと、お互いの発展のためのつながりが結ぼれることである。”

引用出雲大神宮公式HP

大国主命は、七福神では「大黒様」にあたります。大黒様は、大きな袋を背負ったふくよかな体型と満面の笑みで知られ、人々に五穀豊穣や商売繁盛など、「お金にまつわるご利益」を与えてくださることで知られています。

他にも大国主命は、傷ついたうさぎに治療を施し救ったという「因幡の白うさぎ」の逸話から、長寿をもたらす神様とも言われています。

このように出雲大神宮には「縁結び」「金運」「長寿」の三大御神徳のご利益があるとされています。

 足利尊氏にゆかりのある本殿

神社の奥にある立派な本殿。現在の建物の修造には、室町幕府の初代将軍・足利尊氏が関わったとの言い伝えが残されています。明治時代には、旧国宝、現重要文化財にも指定された豪壮な建物です。

島根の「出雲大社」との違いは?

「出雲の神様」と言えば、出雲大社が有名ですが、出雲大神宮とはどのような関係があるのでしょうか。

 島根の「出雲大社」は最強の縁結びスポット

島根県にある出雲大社は、三重の伊勢神宮と並ぶ日本を代表する神社です。

平安時代の書物に「日本で一番大きな建物」と記された本殿は24メートルもの高さがあり、その端正なたたずまいと美しさに圧倒されます。

神楽殿にかけられた大しめ縄は全長13.6メートル、重量5.2トンに及ぶ日本最大級の大きさで有名です。

コロナ禍前は年間600万人以上の観光客が訪れた出雲大社のご祭神は、出雲大神宮と同じ大国主命、そして后神・須勢理毘売命(すせりびひめのみこと)です。

困難を乗り越えて須勢理毘売命と婚姻を結んだ大国主命は「縁結びの神様」と呼ばれるようになりました。

出雲大社の周辺には須佐之男命がまつられ「日本一のパワースポット」とも言われる「須佐神社」、夫婦円満と良縁結びのご利益がある「八重垣神社」、出雲大社と一緒に“両参り”すると縁結びのご利益が増すとされる「美穂神社」など、縁結びにちなんだ神社が点在しています。

 「出雲大神宮」以前の名称は「出雲神社」だった

共に大国主命をおまつりしている「出雲大神宮」と「出雲大社」にはどのようなつながりがあるのでしょうか。

出雲大神宮の歴史や由来を記した「社伝」では、『丹波国風土記』に「奈良朝のはじめ元明天皇和銅年中、大国主命御一柱のみを島根の杵築の地に遷す。すなわち今の出雲大社これなり。」(現代語訳元明天皇が国を治められていた元号が和銅と称されていた頃、大国主命を島根の杵築にお帰りになった。これが今の出雲大社である。)との記述があるとされています。

出雲大神宮にいらした大国主命が、出雲大社に遷座されたため、出雲大神宮を「元出雲」と呼ぶようになったとも言われています。

一方で出雲大社におまつりされていた大国主命の分霊が今の出雲大神宮に移られたという説もあります。

 「出雲大神宮」「出雲大社」どちらも縁結びのパワースポット

出雲大神宮も出雲大社も共におまつりされているのは大国主命とそのお后様たちです。

両神社とも力持ちで心優しい大国主命が結んでくださるご縁を頂戴しようとたくさんの方に慕われています。

境内は「ご縁」にちなんだスポット多数

出雲大神宮の境内には「ご縁」にちなんだ名所が多数あります。人との出会いだけではなく、商売運、長寿などさまざまなご利益をいただけるありがたいスポットをご紹介します。

   ご縁を結ぶ「夫婦岩」

出雲大神宮の中でも特に人気のスポットが一之鳥居をくぐってすぐにある「夫婦岩」です。赤い糸に五円玉を垂らして夫婦岩と結ぶことによって神様がたくさんの幸せを運んでくださいます。

赤い糸は、夫婦岩の対面にある社務所で縁結守を求めると頂けます。

   天下の名水「真名井の水」

出雲大神宮の御神体でもある御蔭山(みかげやま)から流れている真名井の水(まないのみず)は、長寿をもたらす名水と言われています。ミネラルが豊富に含まれていて健康にも良いことから、持ち帰る人の列ができることもあるそうです。

   最強パワースポット 本殿裏の「磐座」

本殿の裏にある「磐座」(いわくら)には、岩や水の運気が宿りご縁を呼び込むご神力があるとされ多くの人が足を運んでいます。

磐座の中は「禁足地」として立入り禁止とされている聖地です。

   縁結びの神様を祀る「大国恵比須舎」

七福神の大黒様と恵比寿様がまつられた「大黒恵比寿舎」(だいこくえびすしゃ)は、平成26年に創建されました。

大黒様は縁結び、恵比寿様は商売繁盛の神様であり、両神様に参拝することで良い縁を頂けます。

   幸せを運ぶ「しあわせ、なでうさぎ」

鳥居の近くにある白くて可愛らしいうさぎの像は、「しあわせ、なでうさぎ」と呼ばれています。うさぎは、古来より神様の使いとされており、その飛び跳ねる姿から運気上昇・飛躍を象徴する動物です。このうさぎには触れることができ、痛みを感じる体の一部と同じ所をなでるとその部分が治ると言われています。

  最奥部にある御神体山「御蔭山」

神様が降臨されたとの伝説もある御蔭山。そのふもとにある磐座群には、国祖と言われる国常立尊(くにのとこたちのかみ)が鎮座されていると言われています。

社務所で予め申出た上で「たすき」をお借りして参拝する神聖な場所です。

本気の縁結びなら「えんむすび祭り」に参加しよう

毎月第4日曜日午後2時からは「えんむすび祭り」が行われています。

この日は本殿で縁結びの祈祷が行われ、その後参拝者にいただく赤い糸を夫婦岩に結び付けご縁に恵まれるよう祈ります。ご祈祷は、当日11時40分までに社務所に申し出れば受けられますので、本気で良い縁を結びたい方には参加してみるのも良さそうですね。

出雲大神宮で人気のお守り・御朱印をご紹介!

出雲大神宮に参拝した記念にお守りをいただいて帰りましょう。出雲大神宮のお守りは、神符守札授与所(社務所)でいただくことができます。

  縁結守

夫婦岩にかける赤い糸が結ばれた縁結守(えんむすぶまもり)は、たくさんの種類が準備されています。

 三大御神徳守

「縁結び」「長寿」「金運」の三大御神得(さんだいごじんとく)を頂戴できるありがたいお守りです。  

 御縁守

中央に「縁」の文字が刺繍された五角形のお守りです。白・ピンク・紺の3色から自分の好きな色を選べます。

 縁結び絵馬・御守

絵馬の上部がハート型にくりぬけるようになっている可愛らしい形の絵馬。願い事を記したらくりぬいた部分に赤い糸をかけ絵馬掛けに掛けます。くりぬいたハートにも紐をかけ、お守りとして持ち帰ることもできます。

出雲大神宮限定御朱印帳

出雲大神宮限定の御朱印帳もあります。御朱印帳袋の内側には小さなポケットが付いていて中にはお守りが入っています。この御朱印帳を購入し両面全面に御朱印をいただいて持参すると神恩感謝の特別祈祷が受けられます。

出雲大神宮へのアクセス・基本情報

出雲大神宮へのアクセスや基本情報をまとめてご紹介します。

 所在地・連絡先・営業時間

所在地〒621-0002 京都府亀岡市千歳町出雲無番地

連絡先電話:0771-24-7799 FAX:0771-25-3832

営業時間900~1700

 車を利用する場合

京都縦貫道「千代川IC」下車約10分

無料駐車場あり (約80台)

 電車を利用する場合

京都駅からJR嵯峨野線「亀岡駅」まで約30分

「亀岡駅」から亀岡市ふるさとバスで約15分「出雲神社前」下車すぐ

*急ぎの方は亀岡駅からタクシーで約10分

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まとめ:日本一の縁結び「出雲大神宮」|京都にある「出雲」で良縁に巡りあおう

今回の記事では、京都にある「出雲大神宮」をご紹介しました。

出雲大神宮は、「日本一の縁結び」の名にふさわしい格式高い神社です。

心優しい大国主命が「人と人」「人と物」との良いご縁を結びたい方を温かく見守ってくだっており、そのご利益にあずかりたいと多くの人が足を運んでいます。

京都駅からは少し離れていますが、四季折々の豊かな自然が感じられる出雲大神宮で身も心も癒されに足を運んでみてはいかがでしょうか。

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